ビートルズ-All you need is love
今回は世界的に名を馳せたビートルズの超有名な曲、"All you need is love"を取り上げました!
直訳しようとすると良く分からなくなるようなネイティブならではの英語の表現も含まれているのでとても役に立つと感じました!
一つのフレーズでも様々な解釈ができると思うのでぜひ皆さんも自分なりの意味の解釈にも挑戦してみてください!
1番の歌詞から(抜粋)
・There's noting you can do / that can't be done
there's noting = 無理だ
直訳すると「何もない」というような意味になるがここでは「可能性がない、方法がない」という意味合いを持たせているため、「無理だ、できない」という意味を表現しています!
you can do that can't be done = 出来なかったことをする
直訳すると「あなたはあなたが出来なかったことを出来る」となるが少しややこしいので個人的に意味を解釈して簡潔にすることが重要です!
・Nothing you can sing that can't be sing
(there's)nothing = (そんなこと)できない(無理だ)
これもはじめのフレーズと同じ使い方をしています!
you can sing that can't be sing = 歌えなかった歌を歌う
・Nothing you can say
noting you can say = 君は何も言えない
直訳すると「君が言えることは何もない」となります!「can't」とはなってませんが「nothing」を使うことで否定のような表現にすることができます!
・Hoe to play the game
how to = ~の仕方
英語の日常会話において多くの場面で活用することができます!
・No one you can save that can't be save
no one = 誰もできない
この歌詞の流れだと「誰もできない」になりますが、感覚的には「(~な人が)誰もいない」という捉え方だと応用がしやすいと思います!
・But you can learn / to be you in time
learn to be you = 君が君自身でいられるかを学ぶ
「be」は基本「なる」という意味だが、元々歌詞に出てくる「君」という人間自体は変わらないため臨機応変に「いる」という表現になっている!
in time = いずれ
「やがて」や「ちょうど」、「後に」などいろいろな表現がありますが、ここでは「やがて」に近い意味の「いずれ」となります!
・All you need is love
All you need is love = 君に必要なものは愛
「all」を使うことで「君が必要なものはすべて…」というような強調した言い方になる!
2番の歌詞から(抜粋)
・There's nothing you can know / that isn't known
isn't known = 知らなかった
「known」は「know」の過去分詞形です!
・Nothing you can see / that isn't shown
isn't shown = 見たことがない
「shown」は「show」の過去分詞形です!
・There's nowhere you can be / that isn't where / you're meant to be
there's nowhere = 出来ない
これも本来直訳すると「(そんな場所は)どこにもない」というような意味になるが、この歌詞では「(いることのできる場所が)ない」というイメージから「(いることが)できない」という否定の表現になっています!
isn't where you're meant to be = 君がいてはいけない場所
「be meant to be」は「~になるように意味されている」と訳すことができ、「そのように運命づけられている」と解釈できます!
なのでこの歌詞に沿って直訳すると、「where you're meant to be」は「君がいると運命づけられた場所」となり、「君がいるべき場所」というような表現になります!
そこに「isn't」で否定しているので「君がいてはいけない場所」となります!
・All together now
All together now = ほら、みんなで一緒に!
会話の表現というよりかは掛け声の一種です!
まとめ
All you need is loveの歌詞は普通に英語を学んでいるだけでは少し理解しずらいネイティブな英語の言い回しがありました。
英語ではありがちですが、直接的な意味ではなく動作などから連想される意味を含んでいることが非常に多くあります!
なのでこういった表現が使われている曲をさらに理解していけばネイティブが英語を使う際にどのような感覚で使っているのかがより理解できるようになると感じました!
ぜひ少し訳が大変そうだなと思った文章でも自分の中で意味を解釈できるまで粘ってみることはとても大事なことです!